|
おはよう!
おーい!起きてよぉ〜、朝だよぉ〜!
起きて!起きて!起きて!
バンッ!
「痛っ!」
ふぅ、やっと起きてくれた…。
どうでもいいけど、もうちょっとやさしく止めてくれないかな〜。
毎朝毎朝、ご主人様を起こすのに声をからしてがんばってるのに、ほんと、ランボーに扱われちゃうんだよ。
ぼくがいないと、すぐに寝坊して遅刻しちゃうくせにね。
世話がやけて困っちゃうよ。
そう、ぼくの仕事は毎朝、ご主人様が目覚めたい時間にきっちりと起こしてあげること。
この正確さがポイントなんだ。
朝の眠りって、とても気持ちいいよねぇ。
できる限り眠りたいっていうご主人さまの気持ちもわかるけど、
お仕事や学校に遅れちゃうといけないから、きっちり起きてもらわなくちゃ。
ぼくの仕事はご主人さまの一日のはじまりにとても重要な役割を担っていると言うわけサ。
そのわりには、扱いがひどいんだけど…。
たまに“ぬれぎぬ”をきせられることもあるんだ!
これだけはご勘弁願いたい。
ぼくが一生懸命モーニングコールしているにもかかわらず、
ご主人さまちっとも目覚めてくれなくて…。
結局寝坊しちゃうことがあるんだけど、それをさぁ、ぼくのせいにしちゃうんだよなぁ。
「今日、めざまし鳴らへんかったわ〜、なんでやろ〜」って、
ちゃんと鳴ってるよ!大声だしてんのに、
バンッ!
って例のごとくぼくを止めてまた寝ちゃったんだよ!
信じられないでしょ?
二度寝ってやつ。
ご主人さまの言い訳にもほとほとあきれるよ。
言い訳といえば、とくに冬になると「寒くてふとんから出られない」だとか、
春は春で、「春眠暁を覚えず」だから起きることができないんだって。
ほんっとに…ねぇ。
まあ、ぼくは、そんなご主人さまはそっちのけで、
めいっぱい大きな声でコールするんだ。
「四の五の言わずに、起きろ〜」ってね。
やさしく言っても聞かないからサ。
でも、ほんとの事を言うと、
すやすや気持ち良さそうに眠っているご主人さまを見ていると、
このまま、起こさずに眠らせてあげたいなぁと思うんだ。
それでも、ぼくがちゃんと起こしてあげないと…
ご主人さまのためにね。
嫌われ役も大変だ。
ワラベゑも寝坊しちゃだめだよ、
じゃ、今日も一日、元気でがんばろー!
|